EngtA ワンポイントレッスンまとめブック化編集第4段階(28)

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11月21日は、「自然薯芋の日」という記念日があります。「イイジネンジョイモ」というちょっと苦しい語呂合わせから、静岡県で自然薯の食事処を営む清水元春氏が記念日に制定しています。
市販されている長芋・山芋・大和芋・つくね芋は栽培種で、その名の通り自然にできる自然薯と区別されます。長芋と自然薯はとろろにするとよく似ていますが、染色体が異なり、植物分類学上では明らかに違う種類だそうです。
世界最古の薬学書によると、「病気等で体力が衰えたときにこれを補い、急性の疾患では内臓の機能を補って気力・体力をつけ、肌肉を良くする。久しく服用していると耳や目の働きが良くなり、身が軽くなり、飢えに苦しむことがなく長寿を保てる」と記されているとか。
相当な健康効果(滋養・強壮・強精など)が望めるようです。自然薯には、たんぱく質・ビタミン・ミネラル等が含まれますが、大きな特徴としては、アミラーゼという消化酵素(デンプンを糖質に分解する)を豊富に含んでいることが挙げられます。一緒に食べた食品の消化を促すことで、栄養効果を高めることができることに繋がります。そして、貧血や高血圧の予防、神経痛、腸ガンの予防に役立つということですから、これは注目すべきポイントですね。
もう一つの大きな特徴は、あのネバネバです。その粘り気の秘密はムチンという物質で、たんぱく質を無駄なく働かせ、新陳代謝や細胞の増殖機能を促進、常食すると、基礎体力を増強し、虚弱体質・呼吸器障害・ノイローゼ等に効果があるとも言われています。やっぱりネバネバ食は体にとても良いということですね。
更にもう一つ、生殖機能を高めるアルギニンが豊富に含まれます。アミラーゼのみならずその他の多彩な酵素と相まって、生態の生合成力を高めて精力、スタミナの増強に効果を発揮すると言われています。
まさに三拍子揃った健康食と言えそうです。
今日は自然薯の「とろろ汁」が食べたくなってきました。

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「健康寿命」を志向する EngtAのページ(英語エンタ&カラオケエンタ): https://engta.jimdo.com/


第五章 文法

いろいろな否定の形

(1)"no" を使った全否定
No one is immortal. 「誰も不死ではない」→「人は死すべきもの」 *immortal「不死の、不滅の、永遠の」、反対語は mortal「死ぬべき運命の、死の、致命的な」
No clouds are seen in the sky. 「空には一片の雲も見られない」
I have no brothers. 「私に兄弟はいない」
The boy is no idiot. 「その少年は決してバカなんかじゃない」 *be no + 名詞=「決して~ではない」

(2)not a を使った強い否定「1人も、一つも~ない」
Not a student was able to answer the question. 「生徒はただ一人として、その質問に答えられなかった」 *a の後に single を入れると、更に否定を強調する。
After they left, not a sound was heard there. 「彼らが去った後、そこでは物音一つしなかった」
There was not a single word of apology from him. 「彼から一言の詫びの言葉もなかった」
*apology「謝罪」。動詞形は apologize「詫びる、謝る」

(3)両者共に否定する neither
I like neither of the designs. 「どちらのデザインも気に入らない」 *代名詞。
Neither theory is uncertain. 「どちらの学説も不確かだ」 *形容詞。theory「理論、学説、意見」。uncertain「不確実」、certain の反対。
I can neither sing nor dance.「私は歌えもしないし、踊れもしない」 *副詞。nor と共によく用いられる。

(4)全否定の慣用表現
I didn't understand his speech at all. 「彼のスピーチはチンプンカンプンだった」 *not ~ at all「全く~ない」。"Not at all." は「どういたしまして」の意味で使われるが、これは「全く何でもありません」「いいえ、全然」というところから。
She seems not in the least interested in me. 「彼女は私に全く興味がないようだ」 *not at all と同じ意味。seem「のように思われる」。least は little の最上級で、比較級は less。
She by no means deserves that award. 「彼女は絶対あんな賞に値しない」 *never と同じ意味。deserve「の価値がある、を受けるに足る」。award「(功績、努力などを審査などによって認められ、与えられる)賞」で、prize は「(競争や幸運でもらう)賞」。因みに「ノーベル賞」は Nobel Prize で prize が使われている。内容的には award の方が寧ろ適していると思われるが、歴史・伝統のある賞で古い使われ方だという説がある。The Nobel Prize is one of the
greatest awards in the world. という説明が可能。

(5)否定したい語・句・節の直前に not を置く、語句否定
This is your business, not mine. 「これは君の仕事であって、僕のではない」 *語の否定
She bought the dress for her piano recital, not for the party. 「彼女はそのドレスをピアノの発表会のために買ったのであって、パーティのためではない」 *句の否定
Be careful not to hurt his pride. 「彼のプライドを傷つけないように気をつけて」 *不定詞句の否定
The important thing is why you do it, not how you do it. 「大切なのは、何故それをやるかであって、どうやるかではない」 *節否定。
Thank you for not littering. 「ゴミを散らかさないことに感謝します」 *動名詞の否定。litter は、名詞では「ゴミ、くず、散らかしたもの」、動詞として「ゴミを散らかす」の意味がある。

(6)「全てが~というわけではない」部分否定:all, always, both, every, etc.と共に not を用いる
Life is not all wine and roses. 「人生、いいことばかりではない」 *"Days of Wine and Roses" 1962年の映画「酒とバラの日々」、とAndy Williams でヒットした Henry Mancini 作曲の同名曲。映画は悲劇的な内容で、歌詞も束の間の幸せが終わってしまったと嘆いている。
Our teacher isn't always strict with us. 「先生は私たちにいつも厳しいわけではない」 *「時には優しいときもある」というニュアンス。be strict with 人「人に厳格である」
You can pick either one, not both. 「どちらかを選んでいいよ、両方ともじゃない」 *both に関しては、学校英語と現実に使われ、或いは解釈される内容が違っている場合があるので注意が必要 → "I don't like both of them." の場合、学校英語では部分否定「両方好きというわけではない」だが、現実には「両方とも好きではない」と解釈される。そもそもネイティブなら、"I like either of them."「一方が好き」、"I don't like either of them." = "I like neither of them." 「両方嫌い」と表現する。
I don't work out every day. 「毎日運動するわけではない」 *work out 「訓練する、練習する、運動する、鍛える」
You can't get such a chance every day. 「そんなチャンスは滅多にないよ」 *この場合は、「毎日チャンスがあるとは限らない」というより、「毎日あるわけがない」というニュアンスから「滅多にない」という意味に解釈できる。
I don't know everything about my field. 「専門分野について全てを知っているわけではない」
*field = special field
Money is not everything in life. 「人生でお金が全てではない」
Not everybody likes their music.「誰もが彼らの音楽を好きというわけではない」
I'm not absolutely sure about that. 「そのことについて絶対確かというわけではない」
*absolutely「絶対的に、完全に、きっぱりと」。会話の相づちとして、"Absolutely." と言うと、相手の言ったことに対して強く同意・肯定して「全くその通りです」「仰るとおりです」という意味になる。同様に使えるものに "Definitely." がある。
I'm not quite satisfied with the result. 「結果にまだまだ満足したわけではない」→「結果には少々不満だ」 *quite の代わりに entirely「全面的に」でも同じ意味になる。

(7)no や not を使わずに否定的な意味を伝える準否定:few, hardly, little, scarcely,
seldom, etc.
There were few people in the park yesterday. 「昨日は公園にほとんど人は居なかった」 *数えられる名詞(可算名詞)に few が付くと「ほとんど数がない」ことを表す。a few にすると「いくつか、数人」という肯定的な意味になる。
We have little soy sauce left. 「醤油がほとんど残ってない」 *不可算名詞には little を用いて「ほとんど量がない」ことを表す。a little にすると、「少し(ある)」という肯定的な意味になる。left は名詞の後に付いて「(何かが)残っている」状態である事を表す。
I could hardly sleep last night owing to his snoring. 「夕べは彼のいびきでほとんど眠れなかった」 *hardly と hard の意味の違いに注意。"study hard" 「一生懸命勉強する」だが、もし
"study hardly" と言えば、「ほとんど勉強しない」になってしまう。owing to = because of。
snore, snoring「いびき」、snore は動詞として「いびきをかく」。
This movie scarcely deserves any awards. 「この映画はとてもどんな賞にも値しない」
*scarcely は hardly にも置き換え可能。deserve 「~するに足る、価値がある、値する」
He seldom talks about himself.「彼は滅多に自分のことを語らない」 *seldom = rarely。
Seldom seen, soon forgotten.「滅多に会わない人は、すぐに忘れ去られる」→ 諺「去る者日々に疎し」。

(8)think, seem, etc. 話者の意思や判断などを表す動詞の場合、その内容を否定形にするのではなく、これらの動詞で否定する:
「彼は来ないと思う」は、I don't think he'll show up. と表現する。 *"show up" 「現れる」。「来ない」を強調したければ、その時の思い方は、単に「思う、考える」ではなく、「悪い予感が働く」感覚なので、I'm afraid he won't show up. がしっくりくる。これも日本語と英語の感覚の違い。"think" 自体が、感情としてはニュートラルなので、日本語の「思う」のように様々な感情は含まれない。もし、「来ないことを望む」気持ちなら、I hope he won't show up. と表現する。
「彼女は自分の将来のことが気にならないらしい」 She doesn't seem to worry about her future. *seem「~のように思える」も通常 She seems not to ... ではなく、She doesn't seem to ~. の形を取る。
※他にも同様の使い方をするものに、次のような動詞がある:appear, believe, expect imagine, suppose, etc.
I don't believe she lied to you.「彼女が君にウソをついたなんて信じない」 *believe の場合は、英語も日本語も同じ感覚。日本語で「彼女は君にウソをついてないと信じる」と言えなくもないが、やや不自然。

(9)慣用的二重否定
No one but you understands me.「君以外誰も私のことをわかってくれない」→「私のことをわかってくれるのは君だけだ」 *この場合の but は、except と同様の意味を持つ前置詞で、慣用的に nothing but, anything but のように使われる。
It's nothing but a complete farce.「完全に茶番劇以外の何ものでもない」
*farce「茶番、茶番劇、道化芝居」。Noh farce「能狂言」。
Not a few people had a narrow escape in that accident. 「少なくない人々が、あの事故で九死に一生を得た」→「あの事故で九死に一生を得た人が少なからずいた」 *a few を打ち消すことで、数が多いことを表現する。narrow escape「狭く辛うじての脱出」→「間一髪、命拾い」
He left the office not a little while ago. 「彼は少し前ではないときにオフィスを出た」→「彼はだいぶ前に退社した」 *not a few は可算名詞に、not a little は、不可算名詞に付いて「少しでない」=「多数、大量の」を表す。

(10)否定の慣用表現
I can't help falling in love with you.「君に恋せずにいられない」 *can't help ~ing「~せずにいられない」「~してしまう」。この文は、1961年 Elvis Presley のヒット曲 "Can't Help Falling in Love" 「好きにならずにいられない」より。
ちなみに 1962年 Ray Charles のヒット曲 "I Can't Stop Loving You" 「愛さずにはいられない」のように、can't stop ~ing も同様の意味。
Your son is no longer a coward. = Your son isn't a coward any longer. 「君の息子はもう臆病者ではない」 *no longer = not any longer「もはや~ではない」。coward「臆病者、小心者、意気地無し」
There's no more time left. = There isn't any more time left. 「もう残された時間はない」
*no more = not any more「もうこれ以上~ない」
I can take it no more. = I can't take it any more. 「もう我慢できない」 *can take it「我慢できる」
It won't be long before the new system is constructed. 「まもなくその新しいシステムが構築されるだろう」 *"It won't be long before" で「~するまで長くはかからない」。「システム構築」は、system construction。
It won't be long before the next bus comes. 「次のバスが来るまでそれ程時間はかからないだろう」
You have nothing to do with my personal matter. 「私の私的なことに君は関係ない」 *have
nothing to do with = have no connection with / to
参考表現:What does the problem in your family have to do with me? 「君の家庭の問題が私になんの関係があるんだ?」= What's the connection between the problem in your family and
me?
You can't be too careful in riding a motorbike. 「バイクに乗るときは注意してもし過ぎることはない」 *can't be too ~で、「~してもし過ぎることはない」。bike だけだと「自転車」になる(mountain bike のように)ので、自動二輪車を意味するときは、motorbike, motorcycle を使う。
You can't be too cautious if you go there alone. 「そこへ1人で行くなら、用心してもし過ぎることはない」 *cautious「用心深い、慎重な、周到な」。careful とほぼ同じ意味だが、細かいニュアンスは、careful が「配慮」で cautious は「心配、恐れ」が背景にある。

(11)否定語無しで否定を意味する慣用表現
Sorry I didn't reply quickly. I was too busy to text you back. 「すぐに返信しないでゴメン。忙しすぎてメール返信できなかったんだ」 *「~するには...過ぎる」→「...過ぎて~できない」。この場合の text は「text message を送る」という意味の動詞。名詞としても「(挿絵や写真に対して)文字データ」の意味がある。
He failed to show his real ability in the contest. 「彼はコンテストで実力を発揮できなかった」 *fail は、「~し損ねる、怠る」という意味。
Don't fail to turn off the light when you go out. 「出かけるときに電気を消すのを忘れないで」

The hotel we stayed at last night was far from comfortable. 「私たちが夕べ泊まったホテルは、極めて居心地が悪かった」 *far from は、My apartment is far from the station. 「私のアパートは駅から遠い」のように、文字通りの意味を表すこともあるが、「程遠い、~どころか全く...」と言う意味で使われることも多い。
My boss is far from a snob. 「私の上司は全く俗物ではない」 *snob「俗物(上に媚び、下に横柄)、通ぶる人、知識や能力を鼻に掛ける人)」

She is the last person to double-cross us. 「彼女が我々を裏切るなんてあり得ない」 *直訳は、「彼女は我々を裏切る最後の人間だ」。ということで可能性が極めて低いことを表現。
"double-cross" は口語表現で「(仲間)を裏切る」。映画やドラマでよく聞かれる。教科書的な単語は、"betray"。
The last thing (that) I want is your help. 「アンタの助けを欲しがるようになったら俺も終わりだ」 *直訳は、「俺が欲しい最後のことはアンタの助けだ」。
※上記どちらも日本語の感覚には無い "last" の使い方。

It's really difficult for us to be free from distracting thoughts. 「(私たちが)無念無想になることは誠に難しい」 *(be) free from で「~から免れる」という意味なので、「~が無い」ことを表す。"distracting thoughts" 「邪念、雑念」。"distract" は、「注意散漫にする、心を混乱させる」という動詞。
This bread is completely free from artificial additives. 「このパンは一切人工添加物を含んでいません」 *"artificial"「人工的な」。"additives"「添加物」。cf. "artificial satellite"「人工衛星」

They schemed in vain to scare the hell out of their teacher. 「彼らは先生に一泡吹かせようと画策したがダメだった」 *"in vain" 「いたずらに、ムダに、効果なく、虚しく」。"scheme"「画策する、企む、目論む」。scare the hell out of 人「(人に)一泡吹かせる」=frighten the hell
out of
I'm happy for you. You haven't suffered in vain. 「良かったね。君の苦労は無駄じゃなかった」 *"I'm happy for you." の直訳は「君のために私は幸せです」。つまり、「自分のことではないけれど、君に起こった良い出来事を見て(知って)私も幸せに感じる」という意味合いを持っている。"suffer"「苦しむ、悩む、耐える」。"suffer from" で「~で苦しむ、苦労する」




第六章 例外が多く厄介な発音とスペリングの関係

1.母音編
(1)a: apple, bat, cat, dad, exact, fat, gas, hat, jacket, lap, mask, narrow, pan, rat, sand, tap,
van, wax, etc.
*以上は全て "a" を [ae](「エ」の口で、強めに「ア」と発音すると出る音)と発音。このパターンが非常に多い。

(2)a: ace, base, cage, date, erase, face, game, hate, invade, Jane, Kate, late, mate, name,
occasion, place, quake, rage, sale, take, unable, vase, waste, Yale, zany, etc.
*以上は全て "a" を [ei] と発音。このパターンもかなり多い。

(3)a: want, wash, wasp, watch, wander, watt, , , swap, etc.
*これらは全て「ア」の口をして「オ」と発音(米音)。英音は強めの「オ」。"a" をこの音で発音する場合は、全て前に "w" があることに注目。

(4)a : father, drama, spa, lava, calm, ah, etc.
*少ないながらも、"a" を 長母音で発音するものがある。

(5)ai: aim, faint, gain, hail, jail, main, nail, pain, acquaintance, rain, sail, tail, vain, wait, etc.
*"ai" と綴る場合に最も多い発音が [ei] 。その内の多くが、後ろに"n" や "l" を伴うことに注目。

(6)ai: [ei] 以外の発音を持つもの
said [e], aisle [ai], etc. *"ai" の発音としては、英語ではかなり珍しい。

(7)au: auction, audio, August, aural, Austin, autumn, because, clause, naughty, pause,
thesaurus, etc.
*"au" がスペリングの中にあれば、「ア」のイメージより「オ」のイメージを持った方が良い。そして、日本語の「オ」よりは、口を突き出すようにしっかりと発音する。

(8)aw : awful, crawl, dawn, hawk, jaw, law, paw, raw, saw, yawn, etc.
*発音は、au と同じ。

(9)ay : away, bay, clay, day, fray, gay, hay, jay, Kay, lay, may, nay, okay, pay, ray, stay, tray,
way, etc.
*発音は、アルファベットの "A" と同じで [ei] 。基本的に語尾に来るものばかり。

(10)例外的発音
a の例外的発音: any, many, anything 他 any- , Thames
*このように [e] と発音するのはごく僅か。
また、アクセントが来ない場合に a が [i] と発音されるケースは数多く存在する。 → bandage, cottage, damage, encourage, footage, mileage, village など -age で終わる単語

ai の例外的発音:plaid 「格子縞の厚手の毛織物」*apple の a と同じ「エ」と「ア」の中間で強く発音する。

au の例外的発音:aunt, laugh
*これらも apple の a と同じ発音。但し、イギリス音は、father の a と同じ音。

その他 au の例外的発音:gauge, chauffeur, mauve
*これらは、例外というよりフランス語語源の特殊な発音。gauge [ei]「(計測器の)ゲージ」、chauffeur「お抱え運転手」 と mauve「藤色」は、[ou] と発音する。


(11)厄介な綴り ae : Aesop, Caesar, aesthetic, maelstorm, maestro, etc.
*お目にかかる頻度として少ない単語は他にもあるが、重要なものはないと言って良い。
Aesop, Caesarは [i:]、aesthetic は [e] (英音は [i:] でその後の th は発音しない)、
maelstorm [ei]「大渦巻き」、maestro [ai] (日本では「マエストロ=巨匠」)。

(12)al : <l を発音するもの> always, almost, also, bald, halt, salt, etc.
*a の発音は、August の au 部分と同じ。album, alligator, shall, valley などは、al という括りと考えず、a を apple の a と同じ発音をして、l を発音するだけとした方がわかりやすい。

(13)al: <l を発音しないもの> all, ball, call, small, tall, wall, etc.
*これらは全て最後の l だけ発音する。
*chalk, talk, walk など k で終わるバターンもある。
*また、例外的な発音を持つものとして、half がある。米音は apple の a 、英音は father の a と同じ発音。これは、aunt に於ける両者の発音の関係と同じ。
almond, balm, calm, palm, etc. *発音は、father の a と同じ。

(14)ar : arm, bar, card, dark, farm, hard, jar, large, mark, park, etc.
*後に子音字が来て、素直に発音するもの。

(15)war, quar : war, warm, ward, warrior, toward, quarter, etc.
*a は w を伴うと、「オ」系統の音になる傾向がある。数自体は多くないが、身近な単語がある。

(16)ar(e) : bare, care, dare, fare, glare, hare, parent, rare, share, ware, etc.
*空気の air と同じ発音。語尾は e が多いが、various のように他の母音字のパターンや scarce のように母音字のない例外もある。

(17)air : air, airport, fair, hair, millionaire, pair, repair, etc.
*この綴りではほぼ規則的に同じ発音。

(18)aer : aeroplane (イギリス英語、米語は airplane)*発音は air と同じ。この部分に強勢が無いものとしては、aerobics がある。強勢は o [ou] の部分。

(19)aor(特殊なもの): extraordinary
*これは extra と ordinary を続けて発音することで、a を発音しなくなったと考えて良い。

(20)i : amid, bit, chip, dip, emit, fit, grip, hit, India, jitter, kid, list, minute, omit, pin, quin, river, sit, tip, uninteresting, vintage, win, zinc, etc.
*子音に挟まれた i を [i] とそのまま発音する非常に多いパターン。

(21)i [ai] : alive, bite, cite, dive, fine, hide, line, mine, nine, pine, ride, side, time, vine, wine,
zine, etc.
*同じく子音に挟まれてはいるが、後に e が付くと [ai] の発音になることが非常に多い。とりわけ -ine のパターンが多い。 give は例外的。live は品詞によってどちらかの発音になる。
bible, child, climb, find, idle, idol, kind, mind, wild, etc.
*後の子音の次が e でないものも多い。

(22)i [i:]:antique, elite, fatigue, machine, marine, police, prestige, ski, unique, etc.
*語尾にアクセントが来る場合に多い。

(23)i (無音化する例外): business, cousin, etc.
*i が無音化するのは多くない。

(24)e : annex, best, cent, deck, enter, festival, gender, hen, jet, Kent, lend, melt, next, pen,
quest, rest, seven, text, vest, west, etc.
*素直に [e] と発音するものが非常に多い。

(25)e [i] : <強勢の無いケースで多い>
basket, between, eleven, event, evolve, vegetable, college, etc.
*強勢のある場合は、English, pretty など限られる。また、excuse 等 ex- は、[i][e] のいずれかで発音される。

(26)ie : achieve, believe, chief, field, grief, niece, piece, relief, thief, yield, etc.
*この綴りの標準的な発音[i:]。

(27)ie [ai] : die, flies > fly, lie, pie, tie 程度で限定的。
*似た形として ye がある。 dye, rye 等。

(28)ie [e] : friend, friendly  *これは例外的な発音。

(29)ei : beige, eight, feint, freight, neighbor, reign, veil, weight, etc.
*素直に [ei] と発音。eigh のパターンが多いが、他は不規則。

(30)ei で [ai] : height, kaleidoscope, *either, *neither 等非常に限定的。*印は、[i:] と発音されることも多い。

(31)ei [i:] : ceiling, deceive, Keith, leisure(英国音は [e] も), perceive, receive, seize, etc. *cei 以外では規則性は無い。
*また、強勢が無い部分で、foreign や protein のように [i] , [i:] の発音になるものがある。

(32)ea : beach, cease, deal, easy, feasible, grease, heal, lead, mean, neat, peach, reach,
seat, teach, veal, weak, zeal, etc.
*[i:] と発音するケースが非常に多い。

(33)ea [e} : bread, death, feather, head, instead, lead「鉛」, meadow, pleasure, ready,
spread, weather, etc.
*これも非常に多いパターンで規則性が無い。

(34)ea [ei] : break, great, steak 等限定的

(35)ee : agree, beetle, cheese, deep, eel, feel, glee, heel, jeep, keep, meet, need, peep,
queen, see, teen, week, etc.
*[i:] と発音する多数パターン。

(36)ew : blew, chew, crew, drew, flew, grew, jewel, threw, etc.
*[u:] と発音するもの。他に米国音では入らないことが多い [j] の音が英国音で入るものがある。dew, knew, new 等。また、few などは、英米共に [j] の音が入る。そして、sew のように例外的に [ou] と発音するものもある。

(37)eu : Europe, neutral, neutron, deuce, feudal, etc.
*Europe, feudal は [ju:]、その他は米国音では [j] を発音しないことが多い。

(38)eo (特殊): people [i:]、逆の phoebe<女子名の Phoebe>も [i:] と発音する珍しいケース。

(39)ey : convey, fey, grey (=gray), hey, obey, prey, survey(強勢は前後どちらにも), etc. *[ei] と発音するもの。基本的に語尾に来る。

(40)ey で [ei] と発音する単語もそれなりに多いが、同じ傾向が ay にもある: fay, gray,
hay, pray 等、ey と発音は同じで違う意味の単語が存在する(gray と grey は同じ意味)。
他に ay では、bay, day, gay (=gey), lay, may, nay, okay, pay, ray, say, tray, way 等多数でやはり語尾に来る。

(41)ey で [i:] や [ai] は限定的ながら身近な単語として存在する:key, eye 等

(42)er: certain, dermal, emergency, fern, herb, jerk, merchant, nerd, person, prefer, refer,
service, term, etc.
*bird や girl 等の ir (後述)と同じ発音で多数存在、米国音は全て [r] を響かせるが、英国音では響かせない。er が語尾、または後に子音字が来るときにこの発音が多く、後ろに母音字
(y を含む)が来る場合は、here, experience, very, there のように [i][i:][e]+[r] の音になる。

(43)er: sergeant 「巡査部長」「軍曹」のみ例外的に far の ar と同じ発音をする。

(44)ear: early, earth, earnest, heard, learn, pearl, etc.
*後ろには子音字が来て規則的。bird の ir と同じ発音。ごく僅かに、far の ar と同じ発音になるものがある。heart 等。

(45)ear で終わる単語 (1):ear, appear, clear, dear, fear, gear, hear, near, rear, spear,
tear「涙」, year, etc.
*これらは全て here の er と同じ発音。
ear で終わる単語 (2):bear, pear, swear, tear「引き裂く」, wear, etc.
*ear で air と同じ発音。(1) よりは少ない。

(46)eer : beer, career, engineer, pioneer, puppeteer, queer, steer, volunteer, etc. *eer で
'ear' 「耳」 と同じ発音。

(47)eau : beauty, beautiful *you と同じ発音。強勢のない場合で bureau, ある場合で
plateau のように [ou] の発音になる場合がある。いずれもまれ。

(48)eir : heir, their *air と同じ発音。他には weird のように 'ear' 「耳」と同じ発音になるものがあるが、これらはむしろ、e の部分と ir の部分を分けて見る方がわかりやすい。

(49)u : bun, cut, duck, fun, gun, hundred, jungle, luck, muffin, number, punk, run, sunny,
truck, etc.
*v の逆さまの発音記号で、日本語の「ア」に近い音。多数存在する。

(50)u [u] : bull, cushion, full, put, sugar, etc. *素直な発音だが、意外と少ない。

(51)u [(j)u:] : assume, dune, introduce, nude, scuba, stupid, super, tune, etc. (米国音では [j] が入らないもの);
cute, fusion, huge, music, useful, usual, etc. (必ず [ju:] と発音するもの);
blue, clue, glue, flute, June, rude, truth, etc. (必ず [u:] と発音するもの)

(52)u {i] : busy, business と例外的。強勢が無いものでは、minute「分」(「微少な、詳細な」を意味する形容詞の場合は、強勢が来て [(j)u:] と発音する。

(53)ue : Tuesday [(j)u:] 程度。強勢のない場合も含めて、ue で終わる単語は、blue, clue,
due, true (強勢あり)、argue, continue, value, issue (強勢なし)など比較的多くあるが、発音しない e が最後にあるとも考えられる。

(54)ui : bruise, cruise, fruit, recruit, suit, etc. *ui で [u:] と発音。数は多くない。nuisance 「不快なもの」のように [(j)u:] と発音(米国音は同じ)するものもある。

(55)ui [i] : build, guilty, Guinea, Guiness, etc.  *強勢が無いものでは、guitar が代表的。いずれも b や g との組み合わせ程度。

(56)ui & uy [ai] : guide, buy, guy 程度で限定的ではあるが、身近な単語として存在する。

(57)ui [i:][wi:] : それぞれ mosquito 、suite 程度しかない
*ruin, suicide などは、ui と綴るが、 u と i を分けて考える。

(58)ur : burn, burst, church, fur, further, hurt, lurch, murmur, nurse, occur, return, surgeon,
turn, etc.
*bird, girl の ir と同じ発音で多数存在する。

(59)ur : cure, endure, ensure, mature, obscure, secure, etc.
*いずれも基本型は強勢のある ure。短く強く発音するときの your と同じ発音をすれば通じる。

(60)ur の特殊な発音:bury, burial *これらは、r とのコンビネーションで u を例外的に [e] と発音する。

(61)o : box, concert, dock, font, got, hot, lock, mop, nod, ox, pond, rock, shot, top, etc.
*米国音は「オ」と「ア」の間の音を強めに発音。英国音は日本語の「オ」よりもう少しあごを下げてハッキリ発音。

(62)o : across, along, belong, cost, cross, dog, gone, long, lost, wrong, etc.
*米国音は英国音の長音になる。英国音は上記のグループと同じ発音。

(63)o [ou] : broke, cold, dose, evoke, fold, gold, hold, mode, no, old, poker, role, so, told,
vote, woke, yoke, zone, etc. *非常に多い。英国音は「オウ」よりはやや「アウ」に近い発音になる。

(64)o : above, among, another, brother, come, cover, dozen, front, glove, government,
honey, London, monkey, mother, none, onion, other, oven, son, stomach, tongue, won, etc.
*実は非常に多い。スペリングは o だが、発音は up や but の u 部分と同じ。特に among,
front, glove, London, monkey, onion, oven, stomach, won 等は、カタカナの「オ」で認識されていることが多いので注意が必要。

(65)o [u:] : approve, do, to, lose, movie, prove, remove, tomb, who, womb, etc.
*意外に多い。do や to は短くなって弱音化することも多い。

(66)o [u] : wolf, woman, bosom 程度で少ない。

(67)o [i] : 例外的に women のみ。

(68)oo : bloom, broom, boom, doom, gloom, groom, loom, room, zoom, balloon, cartoon,
moon, noon, soon, spoon, typhoon, boo, coo, goo, moo, poo, too, zoo, cool, fool, pool, stool,
tool, school, brood, food, mood, voodoo, hoof(「馬の蹄、人間の足」[u] もあり), proof, roof,
choose, goose, loose, moose, noose, snooze, boot, loot, root, shoot, booth, smooth, tooth,
sooth, soothe, etc.
*oo で [u:] の発音するパターンは極めて多い。

(69)oo [u] : good, hood, stood, wood, book, cook, hook, look, mook, nook, shook, took,
crooked, foot, wool, etc.
*oo で [u] と短母音で発音する単語は [u:] ほどは多くないが、身近な語が多数存在する。

(70)oo であまり無い音: blood, flood 程度だが、どちらも存在感は大きい。up, but の u 部分と同じ発音。
brooch は、[ou] と発音する例外的な存在。

(71)oa : boat, boast, coat, coast, float, goal, goat, road, roast, soap, throat, etc,
*oa についてはかなり規則的で [ou] と発音する。但し、次の3つは例外的に長音で発音する。
abroad, broad, broadcast これらは autumn, August 等のau 部分と同じ発音。また、board などの oar とは別扱い。

(72)oi, oy : boil, coin, join, loin, point, foil, soil, toilet, voice, boy, destroy, employ, joy, oyster, soy, toy, etc.
*これらは全て規則的に素直な発音になる。

(73)ou : about, bounce, count, doubt, encounter, foul, ground, house, loud, mountain, noun, pound, round, sound, thousand, voucher, wound(動詞 wind「巻く」 の過去・過去分詞), etc.
*この綴りでは一番多い [au] という発音。

(74)ou : country, cousin, double, enough, rough, southern, touch, trouble, young, etc.
*up, but 等の u と同じ発音。この綴りでは2番目に多いパターン。

(75)ou [ou] : shoulder, soul 程度で、ローマ字的には一番素直な発音なのに、英語ではまれなケースと言える。

(76)ou [u:] : boulevard([u] の場合も), coup( p は発音しない), group, route,
wound(「傷」), you, etc. *たまにあるという程度。

(77)ou [u] : could, should, would
*これらは ould の場合だけ。 l は発音しない。

(78)ow : bow (tie), crow, grow, know, low, mow, own, row, show, slow, sow, tow, etc.
*ou の場合と違い、素直に [ou] と発音するものも多い。アクセントの来ないものを含めると、更に多くなる(但し、音そのものは当然弱まる): arrow, borrow, narrow, tomorrow, etc.

(79)ow [au] : allow, bow(礼), brown, cow, chowder, down, gown, how, now, owl, town,
vow, wow, etc.
*この発音も結構多い。

(80)oe : Boeing, doe, Edgar Allan Poe, foe, hoe, Joe, roe, toe, etc.
*[ou] と発音する。toe や roe はある程度馴染みはあるが、他は頻度としては少ない。

(81)oe [u:] : canoe, shoe *かなり限定的。

(82)oe [i:] : phoenix, Phoebe *特殊なパターン。

(83)or : accord, born, corner, dormitory, form, Gordon, horn, lord, morning, north, order,
porch, sort, sword, torture, worn, York, Zorro, etc.
*スペリング通りの素直な発音。

(84)or (wor) : word, work, world, worm, worse, worst, worship, worth, etc.
*w の次の or 部分は、girl の ir や nurse の ur と同じ発音になることが圧倒的に多い。sword や worn はむしろ例外的な存在。また、sword の w は発音しない。
*語尾で弱音化する or は、er のケースと同じ。doctor など。

(85)ough : bought, brought, fought, sought, thought, etc. *これらは次の augh の daughter, naught, naughty と同じ発音。どちらも後に t が来る。

(86)ough [ou] : although, doughnut, though 程度で限定的。

(87)ough [au] : bough, drought 程度で非常に限定的。

(88)ough [u:] : through のみ。

(89)ough : enough, rough, tough *gh を [f] で発音する。cough は、ou 部分が(85)のグループと同じ長音で発音。

(90)our : devour, flour, hour, our, sour, etc. *[au] の後 teacher の er や doctor の or と同じ発音が付く。

(91)our : court, course, four, fourth, pour, source, etc. *order, north などの or と同じ発音。

(92)our : tour, your<(91)の発音になる場合もある> *[u] と -er, -or の音のコンビネーションの形を取る例外的発音。

(93)our : courage, encourage, journal, journey は、nurse の ur、girl の ir と同じ発音する限定的なもの。

(94)oar : boar, board, oar, roar, soar, etc. *order 等の or と同じ発音。

(95)oor : boor, moor, poor, etc. *tour 等の our 部分と同じ発音で限定的。

(96)oor : door, floor, etc. *order 等の or 部分と同じ発音でこれも限定的。

(97)oir :choir「聖歌隊」ぐらいで非常に例外的な発音。[k] の後 wire と同じ発音をする。













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