EngtA ワンポイントレッスンまとめブック化編集第5段階(6)

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1月18日は、その数字の並びから「118番の日」です。「110番」やら「119番」はよく知られていますが、そのほかの緊急番号はあまり知られていませんね。118番はその一つです。ちなみに189番は「児童虐待相談」の番号です。
さて、この118番は海での緊急時にかける番号、つながる先は「海上保安庁」=Japan Coast Guard です。運用は平成12年5月1日からスタートしていますが、認知度が低いため、もっと広く知ってもらいたいということで記念日に制定したそうです。
具体的にどんな場合にこの番号を使って通報するのでしょうか。一言で言えば「海の事件や事故を通報するための番号」ということです。
ボートの転覆や海中転落、釣りをしていて岩場に孤立するといった海難事故のほか、近年問題視されている密漁のほか、密輸や密航といった事件の範疇に入る事態にも迅速かつ的確に対応するために導入されています。
その他にも、油の排出等を発見したり、漂流・漂着木造船を発見したりした場合も通報してほしいとのことです。
海で周囲を覆われている日本ですから、とても身近なはずなのに認知度が低いというのは、それだけで危険性が高くなるように思えます。特に最近の不審船漂着は不気味です。乗っていたはずの人が消えているからです。密かに国内に侵入していると考えられます。これだけ見つからないのは、国内に手引きをする者が居ると考えた方が良さそうです。だから尚更そういう漂着船が増えているという現実が恐ろしく、放置できない問題です。海辺に暮らす人たちはもっと危機感を持っているのではないでしょうか?あらたなる拉致=abductionやテロ=terrorism、様々な工作活動=espionage/sabotageが見えないところで起こっていても不思議ではない状態です。

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第一章 カタカナ英語の落とし穴

201. ロケット
日本語の中で使われる「ロケット」という言葉には2種類あります。
一つは、「下町ロケット」の「ロケット」 "rocket" です。またこの言葉は「狼煙」や「打ち上げ花火」を意味することもあります。
もう一つは、「小型の写真を入れる装飾を施した小さなケースでネックレスにしたりする装身具」 "locket" = "a small ornamental case" です。日本語の単語では言い表すことができないので、「ロケット」と言うしかありません。

202. アメダス
「雨」と直接関係のある言葉ではありません。
"the Automated Meteorological Data Acquisition System" 「自動気象観測システム」の頭文字を取って、 "AMeDAS" です。無人の自動観測所から気象観測値をまとめて、気象台などに配信するシステムです。
"meteorological" = 「気象の」。 "~ observatory" = 「気象台」。 "~ bureau" 「気象庁」。
"acquisition" は、「獲得」「取得」という意味で、動詞は "acquire" です。

203. ロフト
有名店の名前にもなっている "loft" ですが、意味は「屋根裏(部屋)」 "open space at the top
of a house just below roof" を指します。
類語としては、 "garret" (薄暗くみすぼらしいイメージ)や "attic" (完成状態ではなく、壁も斜めになっているイメージ)があります。
"loft" には、他にも「屋上にあるような鳩小屋」とか「ハシゴで昇降する中二階」、動詞で「ゴルフや野球のボールを高く打ち上げる」等の意味もあります。

204. アラカルト
料理関係の言葉はやはりフランス語からの借用語が多いですが、これもその一つです。 "a la
carte" = "according to the menu" 「献立表の一品料理」という意味で、 "eat a la carte" のように使います。
反対語は、「ターブルドット」 "table d'hote" ("O"の上に^が付きます) = "the host's table" で、「定食」「コース料理」です。

205. レパートリー
この言葉はフランス語の "repertoire" から来た英語 "repertory" のことです。演劇や音楽の「持ちネタ」が元々の意味のようです。
よく使われる「レパートリーが広い」と英語で言いたければ、 "She has a large repertory (of
songs)." でOKです。
また、英語の中でもフランス語のまま、"cooking repertoire" のように使われることがあります。
repertory も repertoire もアクセントは最初の re の部分に来ます。

206. アラモード
「アラ」は「アラカルト」の「アラ」と同じで、やはりフランス語から来た言葉です。
"a la mode" を英語に直訳すると、 "according to the mode" 「流行っている」「今風の」ということです。 "mode" は、"fashion" と同じような意味を持ちますが、もう少し高級感が含まれる言葉です。
一方、レストランで "a la mode" と言えば、「周りやトッピングとしてアイスクリームを乗せたもの」 "served with ice cream" を言います。アメリカでは、 "pie a la mode" が人気のようです。

207. アリバイ
大正から昭和にかけ探偵小説が流行して、この言葉が広まったようです。
"alibi" はちゃんとした英語です。
意味は、「現場不在証明」(事件が起こった時間に別の場所に居たという証明)です。 "prove(証明する) an alibi" "set up(工作する) ~" "break(崩す)~"
「彼にはアリバイがある」なら、"He has an alibi." です。
また「(責任回避や非難をかわすための)言い訳や口実」という意味で使われる(政治家のアリバイ作り等)ことがあります。
"Politicians often try to find alibis to avoid responsibility or blame." ということですね。
アクセントは一番前の a に置きます。

208. レム睡眠
"REM sleep" は、「眼球が急速に動いている」 "rapid eye movement" 浅く目覚めやすい状態の眠りを表す言葉です。人間が夢を見るのは、この状態の時。この状態の睡眠は、他にも
"paradoxical sleep" という言い方もあり、「パラ睡眠」とか「逆説睡眠」という訳が当てられます。
逆に最も深い眠りは、 "non-REM sleep" または、 "slow-wave sleep" と呼ばれます。

209. アカペラ
これは "a cappella" というイタリア語から来た言葉です。英語の中で、 "He sang a cappella." 「アカペラで歌った」 のように使うことが可能です。意味は、"without musical
accompaniment"「音楽演奏を伴わない」ということです。
カラオケが広まって "Singing karaoke has got quite popular." からは、アカペラで歌うことも少なくなりました。
ちなみにこの名前の付いた車がマツダから販売されていましたね。

210. ロケ
映画やドラマの撮影用語で用いられる言葉ですが、これは英語の "location" の略です。基本的な意味は、「位置」「所在地」で、「野外撮影地」やその「選定」(location hunting は和製英語、location scouting ならOK)という意味もあります。
「大阪ロケで映画を撮影する」なら、"shoot a film on location in Osaka" と言えます。
ちなみに「ロケ弁」は、 "lunch provided to a film crew on location" とちょっと長くなります。

211. アネックス
「新阪急ホテルアネックス」のように「~ホテルアネックス」という名称をよく目にします(ホテルに限りませんが)。
"annex" には「別館」 "an addition or extension to a building" という意味があります。
他にも「離れ」「増築部分」、「添付書類」や「付録」 "appendix" という意味もあります。
更に動詞としても使われ、「添付する」「盗む、着服する」「(領土などを)併合する」という意味を持ちます。

212. マリモ記念日
昭和27年の3月29日、阿寒湖のマリモが国の特別天然記念物に指定されたそうです。
"Aegagropila linnaei, growing in Lake Akan, was designated as a special natural treasure on this day in 1952, the 27th year of Showa." マリモの正式英語名は、「学術用語」 "technical term" なのでややこしいですが、その形状から "lake ball" という言い方もありますから、一般的にはこれで良いと思います。これはカタカナ語というより「毬藻」という日本語をカタカナ表記したものですね。

213. アンカー
"anchor" は、「舟を係留するための重し=いかり」ですが、 "the anchor in a relay team" 「リレーの最終走者(泳者)」、そして "anchorman / anchorperson" 「ニュース番組のメインキャスター」 "the main host of the TV or radio news broadcast" という意味で広く使われています。「勝負の要(かなめ)的存在」とか「中心でどんと構える」イメージからそのような意味で使われるようになったようです。

214. ロビー
「ホテルのロビー」 "hotel lobby" というのが一番なじみがありますね。
"lobby" は、「控室や通路を兼ねた広間」という意味です。
その他の意味としては、「圧力団体」「政治工作活動勢力」があります。そういう運動や陳情することを "lobbying" 「ロビー活動」、そしてそれをやる人を "lobbyist" と呼びます。日本はこれにかなりやられています。

215. エープリルフール
April Fool's Day は、言わずと知れた4月1日、「ウソをついても良い日」とされていますが、英語では「ウソ」に当たる "lie" という言葉は使われていません。
英語での説明では、 "playing jokes(冗談)" や "playing pranks(害のない悪ふざけやイタズラ)" また "hoax (いっぱい食わせる)" 等が使われています。
新聞や雑誌などが流すウソの場合は、"report fake stories" 「偽の話を報じる(直訳)」という表現をします。
"lie" は「故意に人を騙そうとする」ニュアンスが含まれるので、この日には相応しくありません。なので、この日は「ウソ」ではなく、後で笑える「冗談・イタズラ」が許される日と認識した方が良いでしょう。

216. アンテナショップ
「新商品や自治体の特産品などをテスト販売して、消費者の反応や消費動向を探るために儲けた小売店」を意味する言葉ですが、 "antenna shop" は和製英語です。
ただ英語にはその呼び名に相当する言葉がないため、そのまま使って説明を加えることになります。
"The Japanese term 'antenna shop' originally referred to outlets set up by corporations to display and sell their products to assess consumer demand."
というような紹介ができますが、ややこしいのでこの言葉が正式に英語として使われるようになったら便利なのに、と思います。

217. ローション
「化粧水」という意味で使われることが多い言葉です。 "lotion" は、ラテン語の "lotio" =
"washing" 等から来たそうです。ということで "lotion" には、「洗い薬」や「洗浄剤」という意味もあります。
日差しが強くなる季節、日焼け対策なら "suntan lotion" を使ったりします。
また、"eye lotion" と言えば、"eye drops" と同じで「目薬」です。

218. ウィークエンダー
昔そんな名前の番組があって、賛否両論 "controversial" "received mixed reviews" がありました。
ただ、あの番組のイメージと "weekender" の意味は全くといって違うものです。
"one who vacations on a weekend" "one who enjoys a sport on a weekend"  "a small capacity suitcase for a weekend break"  "a place suitable for weekends away" ということで、「週末をどこかで楽しむ人(小旅行など)」や「小旅行用のスーツケース」、「週末を楽しむのに丁度良い場所」などを表します。決して三面記事 "human-interest articles" "police news" とは関係ありません。

219. ~ロス
ペットロス、ましゃロス、五代ロス等、「ロス」という言い方が流行して定着した感が一時ありましたが、今はもう既にあまり使われなくなったような感じがしますね。英語ではどう言えば良いでしょうか?
"pet loss" はいけそうですが、やはり和製英語です。少し具体的な気持ちを表して、"grief or
shock for the death of one's pet" と言うと伝わります。
一方、有名人の結婚にショックを受けたり、ドラマの登場人物が出なくなることでの寂しい気持ちを日本では「ロス」の一語で片づけますが、
英語では "pet loss" 以上にわかりにくいです。それぞれ "in shock to hear the news of
someone's marriage" や "miss someone appearing in the drama" というような説明が必要です。

220. レンジャー
昔々、アメリカのテレビドラマで "The Lone Ranger" というのがありました。
"lone" には「一人の」「孤独な」という意味があり、日本語でタイトルを表すと、「一匹警備(警察)隊員」という感じでしょうか。
"ranger" には他にも "commando" と同じ意味「突撃隊員」「奇襲隊員」があります。「レンジャー部隊」という言葉も耳にします。
ちなみに Texas Rangers はアメリカメジャーリーグのチーム、そしてテキサス州の警察官もこのように呼ばれたりします。

221. インテリ
かなり古くから日本で使われている言葉です。一般的に使われている意味は、「賢そうな人」「知識階級っぽい人」という雰囲気的なものが中心です。
元々はロシア語の「インテリゲンチャ」= "intelligentsia" 「知識階級」です。
普通にそういう人を表すには、 "intelligent" (生来持っている理解力を表し、動物にも用いられる)でも良いですが、むしろ「インテリ」に近いのは、 "intellectual" 「知的な・理知的な」で、人間のみに使います。他にも口語で "He's an egghead." という言い方もあります。
余談ですが、最近 IYI な人達が目に付きいます。これは、Intellectual Yet Idiot 「知的ではあるけど、バカ・マヌケ。教養バカ」という意味です。模範解答があるものについてはしっかり答えを出すことができるけど、実社会で模範解答のない物事に対してはからっきし能がない人のことをこう呼ぶようです。

222. キー
この言葉を聞いて何を思い浮かべるでしょうか? 「鍵」「(解決の)カギ」「(音程の)キー」などありますが、英語は全て "key" です。
また音程からの連想と思われますが、人間の心の状態を表したりします:
"He's always low keyed." と言うと、「いつも落ち着いている」="relaxed, calm, quiet" という意味になります。反対に「緊張している・興奮している状態」なら "high keyed" = "nervous,
excited, hyper" です。

223. ヘブンvs.ヘイブン
以前、パナマ文書流出で話題になりましたが、ここで出てくる "tax haven" という言葉、「租税回避地」ですが、 "haven"は、「天国」を意味する "heaven" とは全く違う言葉です。
"haven" は、 "sanctuary" とか "refuge" と同意語で「被害等が及ばない安息地」という意味です。 "tax haven" は、「外国の投資家などが、税金のない、または税率の低い国に本拠を置く形にして、実際に払う税金を低く抑える」ために使う「政治経済が安定した国」のことです。
"A country that offers foreign individuals and businesses little or no tax liability in a politically and economically stable environment."

224. レーザー
"laser" と "razor" では全く違うものです。
"laser" = "light amplification by stimulated emission of radiation" 「誘導放出による光の増幅」ということで、「レーザー光線」 "laser beam" とか "laser pointer" などがあります。
一方 "razor" は「カミソリ」です。"safety razor" "electric razor (shaverとも言う)" などです。

225. ロス
「時間のロス」とか「先週ロスに行ってきた」というような言い方が普通にされています。前者は "loss" で、後者は "Los Angeles" です。
"loss" は "lose" の名詞形で、「喪失・損失・浪費」という意味です(219. 参照)。「時間のロス」なら英語では、"time loss" でもわかると思いますが、
"waste(無駄) of time" という表現をします。
一方「ロサンゼルス」のことは、英語では "Los" という省略は使いません。"LA" と頭文字を並べてアルファベット読みをします。
"I went to LA last week." となります。











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