EngtA ワンポイントレッスンまとめブック化編集第5段階(9)

今回は、テレビでよく聞く「ワイプ」=wipe について触れたいと思います。 第一章 カタカナ英語の落とし穴 239.ワイプ テレビを見ていると(特にバラエティ系やニュース番組など)、画面の隅に別の映像(出演者などの表情など)が出ていることがよくあります。これを「ワイプ」と読んでいますが、これは英語の wipe なのでしょうか? この言葉に関してよく知られているものとしては、車のワイパー= wiperがあります。まさに 「wipe するもの」ということです。基本的な意味は、「拭う、拭き取る」です。 wipe the dishes / my face のように使います。フレーズとして wipe down=(湿った)布で上下に拭く、wipe up=拭き取って取り除く、wipe off=拭き取る(wipe off dirt, wipe tears off your face, etc.), wipe out=(「拭き取る」以外にも「消し去る」「全滅させる」「徹底的にやっつける」「疲れさせる」「酔わせる」「落ちる」など意味の幅が広い)があります。ちなみに I'm wiped-out. と言うと、tired out や worn out と同様に「へとへとに疲れた」という意味です。baby wipes なら名詞として、「赤ちゃん用のウェットティシュー」を意味します。 さて、テレビ業界で使われる「ワイプ」はやはり英語圏で使われることはないようです。和製英語と考えていいと思います。英…

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EngtA ワンポイントレッスンまとめブック化編集第5段階(8)

今回は、「バーチャル」、"VR" という言葉にスポットライトを当ててみました。 第一章 カタカナ英語の落とし穴 238.バーチャル 英語のvirtual は形容詞で基本的な意味は、「実質・事実・実際上の、実質的な」で、物理分野で用いられるときは、 「仮(想)の、虚(像)の」という意味を持つことがあります。コンピュータ用語でも「仮想の、バーチャルな、ネットワーク上の」という意味で使われます。中でもよく聞くVR は、virtual reality =仮想現実(厳密には、「現実ではないが現実も同然のようなもの」)のことです。これは、「目の前にある現実とは違う現実を体験できる、或いは人工的に作られた空間で現実のような体験ができる技術」を意味します。 身近なところではPlayStation VR などに見られるゲームの世界や "Total Recall" "Matrix" "Avatar" "Tomb Raider" "Minority Report" "Tron" といった映画でも多く用いられています。 virtualと語源が同じ語には、virile=男性的な、virility=男らしさ、virtually=事実上、virtue=美徳、virtuous=徳の高い、などがありますが、それらの共通部分である vir には、「力」という意味があります。これらの語はすべてそこから派生してできた言葉のようです。 第二章 日本文化他・事象と英語表現 …

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EngtA ワンポイントレッスンまとめブック化編集第5段階(7)

今日は、ページの最後に「コンプライアンス」という言葉の深掘りをしていますので、是非ご覧ください。 「健康寿命」を志向する EngtAのページ(英語エンタ&カラオケエンタ): https://engta.jimdo.com/ 第一章 カタカナ英語の落とし穴 226. イメージのイメージ 「良い・悪いイメージ」という捉え方で日本ではよく使われます。「印象」とか「観念」という意味での "good / bad image" です。 実は、"image" には別の本筋の意味があります。 "image of Buddha" なら「仏像」ですし、 "the image of the successful businessperson" なら「成功実業家の典型」という意味です。その他、「面影」や「描写」という意味もあります。 227. ウェブ "web" は「蜘蛛の巣」のことです。そこで「蜘蛛の巣のように張り巡らされ、分散されたデータをたどって閲覧できるネットワーク」を "World Wide Web"(HPアドレスに付く "www" はこれの略) と呼び、それを略して "the web" という言い方が広く使われています。 "Internet" は、「世界規模のコンピュータネットワーク」のことを言い、 "WWW" は元々それの一形式でしたが、現在はそれが圧倒的に大衆化され、「インターネットを使う」ことを "surf the Internet"…

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